介護・福祉人材の定着、確保が課題となる中、石川県が職員の処遇改善や育成に力を入れる事業者にお墨付きを与え、求職者へのアピールなどに役立ててもらう狙いで今年度から制定した、「いしかわ魅力ある福祉職場」として、当法人に平成30年4月、谷本知事から認定証が交付されました。
「第1回いしかわ魅力ある福祉職場」認定証交付式 平成30年4月10日
社会福祉法人共友会は平成11年に石川県小松市に設立しました。
当法人は障害のある人が地域での生活を主体的に築いていけるよう、経済的、社会的自立のための基盤づくりの場として、全国で10か所目である精神障害者福祉工場(現、就労継続支援事業(A型))を開設したことから始まりました。
その後、認知症の方やご高齢の方がこれまでの地域で、自分らしく暮らし続けられるよう、認知症対応型共同生活介護や小規模多機能型居宅介護事業所等を開設し、ご本人の馴染みの人や地域との関係性を重視した実践に取り組んで参りました。
また、ご本人の自己決定を尊重し社会参加を促進していくことや暮らしの継続を支援していくには、地域の方々の協力が不可欠であります。当法人では自主事業として、地域の独り暮らしの障害者やお年寄りの方等を対象に、食事の支援や電球の交換、高い棚からの荷物おろし等の「ポイントの支援」を行う、宅配弁当サービスを中心にした生活支援サービスを実施していますが、このように、既存の制度に捉われず、法人として地域の方々に貢献できる取り組みを地域の方々と共に考え、実施していくことも法人の使命と捉えています。
今後も私どもは一方的に介護をするといった支援ではなく、「地域で共に生きる」という視点を持ち、ご本人やそのご家族の方々の望む暮らしの実現に資すると共に、誰もが例え介護等が必要になっても安心して暮らし続けられる地域づくりに寄与したいと考えています。
令和元年10月30日(水)の午後6時から、社会福祉法人鶴寿会・朋友会との三法人共同で、各施設の管理者等40人を超える職員の出席を得て、石川働き方改革推進支援センターの専門家アドバイザーの谷内美穂子社会保険労務士による講演会を開催しました。講演内容は、①年次有給休暇の確実な取得、②時間外労働の上限規制、③中小企業における月60時間超の時間外労働に対する割増賃金の見直し等について、75分間講演していただき、職員一同法人としての働き方改革の取り組みの必要性、重要性についての認識を深めました。
11月25日には、白山労務サポート事務所の東謙一特定社会保険労務士に、私どもの施設に来ていただいて、福祉職場における①勤務時間の捉え方など各種の課題、②短時間正社員制度の具体的内容等について御教授いただき、今後の制度導入に向けた課題についての理解を深めました。
介護・福祉人材の定着、確保が課題となる中、石川県が職員の処遇改善や育成に力を入れる事業者にお墨付きを与え、求職者へのアピールなどに役立ててもらう狙いで今年度から制定した、「いしかわ魅力ある福祉職場」として、当法人に平成30年4月、谷本知事から認定証が交付されました。
「第1回いしかわ魅力ある福祉職場」認定証交付式 平成30年4月10日
就労継続支援事業(A型)
・矢田野ファクトリー
相談支援事業
・やたの生活支援センター
・はしたて生活支援センター
認知症対応型共同生活介護事業
・グループホームやたの
認知症対応型通所介護事業
・グループホームやたのデイサービス
・デイサービスやたの
居宅介護支援事業
・やたの居宅介護支援事業所
小規模多機能型居宅介護事業
・小規模多機能ホームはしたて
・小規模多機能ホームきんめい
平成24年度及び25年度において、独立行政法人福祉医療機構の社会福祉振興助成事業を受け、「宅配弁当による認知症のある方への就労支援事業」を実施しております。
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